お知らせ

第17回のSKIMレクチャーを以下の要領で開催します.

 

第17回 2025年6月15日(日):13:00〜14:00

中井保行(四日市大学関孝和数学研究所)

平安京の東西南北 

 

講演はZoomを用いて行います。受講料無料でどなたでも参加出来ますが、事前登録が必要です。募集人員は
150名(先着順)です。


参加をご希望の方は以下から登録ください。
申込締切:2025年6月13日(金)

 SKIMレクチャーズ第17回申込ページ(Google Form
皆様のご参加をお待ちしております。

 

 概要:

 794年桓武天皇は平安京に遷都しました。以来、短い期間で遷都を繰り返していたことが嘘のように、約1100年の間(794年~1869年)京都は我が国の都となります。その間、政治変動や幾多の戦乱に見舞われますが京都は都として存在しました。小職は、そんな地に生を得ました。長らく暮らしてみて、京都の地理と平安京の位置取りについて感じるところがあり、今回は私見を述べさせていただきたいと思います。当時の桓武天皇に命を受けた官吏の立場から、京都盆地に都を建設すると考えたとき、大きく平安京や平安宮をどこに置くのかという位置取りを考察します。現在は建勲神社がある船岡山、送り火で有名な大文字山、吉田兼行ゆかりの双ヶ岡、百人一首の小倉山、桂川、鴨川、堀川、紙屋川、天神川、JR二条駅、円町駅、神泉苑、愛宕山、比叡山などが登場します。皆さんが、京都に来られたときに、そんな目で京都の地を見ていただけますと、当地がより味わい深いものとなるでしょう。2027年は、塵劫記発刊400年に当たります。たくさんの方々のお越しと探索を期待しています。