数学イベント情報
2011年5月の記事一覧
第155回数学文献を読む会
数学文献を読む会が開催されます.
日 時:2011年6月17日(金)午後6時30分〜8時場 所:共立出版(株)3階会議室講 師:田村 誠(大阪産業大学)テーマ:岳麓書院蔵秦簡『数』と中国古算書
日 時:2011年6月17日(金)午後6時30分〜8時場 所:共立出版(株)3階会議室講 師:田村 誠(大阪産業大学)テーマ:岳麓書院蔵秦簡『数』と中国古算書
概 要:岳麓書院蔵秦簡『数』とは、2007年12月に岳麓書院が香港の骨董市場より購入した書籍簡の中の一書である。その成書は紀元前212年とされ、それまで中国最古の算書とされていた張家山漢簡『算数書』の前186年をわずかにさかのぼる。まだ非公開ながら、2006年には睡虎地漢簡『算術』(前157年)も発掘されており、今後『九章算術』以前の古算書研究が活発になると思われる。本講演では『数』を中心にご紹介いただき、『算数書』や『算術』との比較、また、『数』の出現によって起きた議論についても触れていただく。なお、『数』については2010年9月に岳麓書院で国際学会が開かれ、そこでの検討を踏まえた正式な釈文・写真・赤外線写真が間もなく発表(出版)される予定である。
入場は無料.会場設営の都合上、参加をご希望の方は出席の旨を
共立出版(株) 編集部・赤城圭さん
akagi@kyoritsu-pub.co.jp
まで.
お知らせ
以前から当研究所にご協力いただいている稲垣勝義先生が協力して制作された番組「まほろば2025年4月1日号」(シー・ティー・ワイ/ケーブルネット鈴鹿)をyoutubeで見ることができます(13分19秒).
https://www.youtube.com/watch?v=6uIKRakbBWU
番組では三重県四日市市の「正芳流百日稽古」が紹介されています.百日というのは農閑期の100日間です.明治10年に開校した共興(きょうこう)学舎は1月20日から4月30日まで,週6日毎日16時間(週96時間)珠算を学ぶそうです,
稲垣先生も出演されているので,ぜひ御覧下さい.ケーブルテレビの番組「まほろば」には私も以前出演したことがあります.
(小川束)
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